お金には3つの役割があります。
今回は、それらの役割について、くわしくご紹介していきます。
「もの」や「サービス」の価値を比べやすくなる(尺度)
お金の役割のひとつとして、「もの」や「サービス」の価値を比べやすくなります。
たとえば、リンゴがふたつあったとします。
ひとつは青森県でとれた「高級リンゴ」、もうひとつは大きく傷がついてしまった「訳ありリンゴ」です。
では、ふたつのリンゴの価値は、どのくらい違うのでしょうか。
うーん
「どのくらい」って言われてもなぁ
では、問題をかえてみましょう。
ひとつ500円の「高級リンゴ」と、ひとつ100円の「訳ありリンゴ」があります。
ふたつのリンゴの価値は、どのくらい違うのでしょうか?
これなら分かる! 400円ぶんの差でしょ?
5倍の差があるってことね!
そうだべ
こんなふうに価値を比べられるのも、お金の役割のひとつなんだべ
「もの」や「サービス」を売り買いできる(交換)
お金は「もの」や「サービス」を買うとき、そして売るときにも、使うことができます。
たとえば、ひとつ500円のリンゴは、500円と交換できます。(消費税はここでは考えないものとします)
私たちが一番意識するお金の役割って、これかもしれないわね!
「価値」を保存しておくことができる
お金には、「価値」を保存しておく役割もあります。
たとえば、スーパーで魚を1匹、500円で購入したとします。
しかし、その魚の価値を長期で保存しておくのは不可能です。
なぜなら、時間が経てば魚は腐ってしまい、食べられなくなってしまいます。
このように、時間が経つと「価値」が低くなってしまうものは、たくさんあります。
でも、お金で持っていれば、その価値を長い間保存しておくことができます。
魚を買ったら、すぐに食べないとわるくなっちゃうよね
でも、500円のまま持っていれば、1週間後でも同じように魚を買えるね!
まとめ
お金には、3つの役割があります。
ひとつ目は「ものやサービスの価値を比べやすくなる」、ふたつ目は「ものやサービスを売り買いできる」、そして3つ目は、「価値を保存しておくことができる」です。
ほな、グッバイならー