下落が続いていた原油価格ですが、いま現在、下げ止まっています。
2024年9月5日、「OPECプラス」は、原油の価格の下落に対応するため、「石油生産を減らす幅を減らす」ことを、延期することに決めました。
さらに、必要に応じて、それをさらに延期、または撤回する可能性もある、とのことです。
9月5日の原油価格は一時的に上昇しましたが、すぐに元の価格に戻っています。
また、アメリカの原油在庫が大幅に減ったことも、相場にプラスだったようです。
岡三オンライン経済指標カレンダーより引用(https://media.okasan-online.co.jp/marketinfo/economic_indicators/)
これらの好材料の影響もあり、原油価格は下げ止まったものの、今のところ横ばいで、なかなか上昇しない相場が続いています。
参考記事
Reuters:原油先物は小幅高、米在庫減少やOPECプラスの減産縮小延期で
https://jp.reuters.com/markets/commodities/ABZ7QQJGQJOLFMJMHX2APXTIPE-2024-09-06/
Reuters:OPECプラス、10月からの減産縮小の延期で合意 原油安受け
https://jp.reuters.com/markets/commodities/IQJOMLFNSNLKPIHWVB7XQ2P7XE-2024-09-05/