原油の価格が一時的な反発を見せています。
昨日と今日で、原油の価格が若干の反発がありました。
この上昇の要因として、熱帯性暴風雨「フランシーヌ」の影響が大きいようです。
2024年9月11日、フランシーヌはルイジアナ州に上陸しました。
その影響で、米メキシコ湾岸の製油所で、作業が中断しているようです。
しかし、これらの影響は一時的なものである可能性が高く、今回の上昇も一時的なもの、と考えています。
世界では脱炭素化をめざす流れとなっており、電気自動車(EV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の販売が前年比20%増加するなど、原油の需要が低下しているように思えます。
短期的な値動きの上下はあると思いますが、長期投資するのは気をつけたいところです。
参考記事
Reuters:「フランシーヌ」ハリケーンに発達、ルイジアナ州上陸へ 住民避難
https://jp.reuters.com/markets/commodities/FNNSLD4EXNP4PG5V5TBEX4QKMA-2024-09-11
Reuters:原油価格は横ばい、ハリケーンの影響警戒も需要減少の兆し
https://jp.reuters.com/markets/commodities/BW5IVLAIONKCXHGPNVBS6Y5C5Q-2024-09-12/
Reuters:世界EV販売台数、8月は前年比20%増 中国過去最高で欧州と明暗
https://jp.reuters.com/economy/industry/IYPCUTNWABKWHKPOTBXBESR42Y-2024-09-12