トランプ大統領がSNSでFRBパウエル議長を批判し、金利を下げることを強く促すような発信をしていることもあり、一時はドル、米国債、米国株が大きく売られていました。
しかし、4月22日、トランプ大統領が連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長解任を否定し、その安心感から、ドル、米国債、米国株は上昇しました。
FRBは政府から独立した組織であるため、政府が、利下げを強要したり、その議長を解任したり、といったことを行なえば、米国への信用を失う可能性もあります。
現在、このような局面ということもあり、安全資産であるゴールドが大きく買われていました。
しかし、ここ最近大きく買われていたゴールドがいったんの調整を迎えており、同時に「デジタルゴールド」と呼ばれるビットコイン(BTC)が大きく上昇しました。
割高感のあったゴールドから、ビットコインへと資金が流れはじめた可能性もあると、私は考えています。